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DTPの終焉

suc - DTP

2011年 7月 07日(木曜日) 13:13

DTPの言葉の発生の時代からクリエイティブを生業としている自分である。

その昔、書籍の発行や所有はごく一部の者の特権だった。

その後、数百年が経過し、初期の活版印刷が廃れ、より簡易で安価なオフセット印刷が現れて、世の中は大印刷時代の幕開けととなった。

和文タイプや電算写植機のオペレーターがまだ一つの職業として存在していた時代。

しかし、ツールの大衆化と価格の低下は今までは当たり前として存在していた職業に終焉を告げる。

Aldusが『PageMaker』によって提唱したDTPは、瞬く間にデザイナーを飲み込み、目の前のディスプレイで印刷物の原稿作れる時代がやってきた。

勿論ここでもツールの大衆化と低価格化は避けられない。

頭の固いデザイナーは、いつまでたっても『フォントが、、』『文字詰めだ大事だ』などと専門的な知識に逃避行する。

しかし、DTPが一つの職業として存在する時代は終った。

もう少し正確に言えば、版下を制作するという作業が専門業種が無くなりつつあるのだ。

DTPは独立した業種ではなく単なる作業でしかない。

DTPはデザインを行う者が当たり前に持つべき作業スキルの一つになった。

近い将来、DTPや組版という言葉も死語となり消えていくだろう。

※ここではDTP=コンピュータを利用した組版制作(技能)を指しています。

Scribusでjoomla!ガイドブック

suc - DTP

2009年 9月 12日(土曜日) 03:11

Scribusのその後。

以前から計画していたJoomla!のガイド本をScribus 1.3.6svnでのテスト編集を試みた。
添付はその結果。

10ページ以上の編集となると、テキストブロックの連結や、スタイル登録と適用などDTPらしい作業が発生するためにちょっとした不都合やシステムの不安定さにかなり苦しめられる。

問題点としては、
・不安定なアンドゥ
・登録スタイル挙動不安定
・日本語と英文混在テキストのレイアウトに関する不都合
などなど、

現状ではScribus でページ数の多いドキュメントを効率良く作成するのは難しいでしょう。

ちなみに添付のガイドはテストのために作成したもので、少しレイアウトしただけで、校正等もまったく行っていないものなので、、内容に関しての評価は御容赦ください。

完成は40~50ページ程の有料ドキュメントを予定しています。

Scribus 1.3.6svn

suc - DTP

2009年 9月 10日(木曜日) 03:13

最近、Scribusづいている伊丹です。
前回はScribus 1.3.3.13でドキュメントを作成してみましたが、様々な問題を感じつつも、思いのほか使いやすいことに気付きました。
『だめだ、、』というよりは『いけるかも知れない。。』と言った感じです。 IndesignよりはQuarkXpressに近い操作感です。

そこで、新たな試みとして最新svn版、Scribus 1.3.6svnをダウンロードして使ってみることにしました。

Scribus 1.3.6svnは以前の大作りな感じから、かなり改善されてている様子です。
全体的に安定感が増し、英語圏の人ならこのアプリを使ってプリプレスを行うことも可能です。
日本語環境はと言うと、、日本語組版が全く考えられていないので、文字にうるさい人には向かないでしょう。
画面のリフレッシュが悪いので、操作がちぐはぐになるときがあります。アンドゥも変ですね。
これは開発のコアチームに日本人が加わるか、文字周り処理をモジュール化して開発が容易にならないとダメだと思います。(現状、既にそうなっているかも知れません。)

また、時々ふいに落ちるので、保存を怠る人にも不向きです。^^;

issuu.comでScribus

suc - DTP

2009年 9月 07日(月曜日) 03:14

issuu.comは以前から知っていたので、それじゃぁ、ということでオープンソースのScribusでDTP作業を行い、issuu.comでインターネットパブリッシュしてみました。

以前からあったソースを使って、ありものの画像で簡単に作ってみました。 少々デザイン、レイアウトが荒いですが、Scribusの簡単な使用感のレポートです。

pdfベースのhttp://www.lulu.com/は販売なども手軽に行えてよいのですが、、使い心地としてはFLASHベースのissuu.comtがgoodです。
販売のための機能は無い様子ですが、有料のサービスを使えばアクセス制御が行えるので、paypalで回収してアカウントを発行して・・・とオーソドックスな手法を使えばもちろん可能。

今回少しだけ真剣に使ったScribusですが、、日本語のDTPソフトとしては50%程の仕上がりといえるでしよう。
日本語の縦書きやインライン編集が行えないのは我慢し、シェイプの描画中にフリーズするのも我慢し、日本語文字詰めや禁則処理が無いのも我慢すれば、、中々面白いソフトです。
日本語、横書きの電子出版には使えるかも知れませんね。

オープンソースでDTP 1

suc - DTP

2009年 8月 17日(月曜日) 03:15

この命題を解決するにはまだ、少し時間がかかるかもしれませんが、オープンソースでDTP環境が構築できるとなれば、その恩恵は高速道路の無料化にも匹敵するか、もしかすればそれ以上のカタルシスを表現者に与えます。

ここでは先ず、代表的なアプリの再確認を行ってみたいと思います。

先ず、DTPの3種の神器といえば、Photoshop、Illustrator、InDesign(QuarkXpress)で、QuarkXpress以外は全てアドビ社製という、状況が続いています。
現在、米国の公文書保存の基本フォーマットにもなっているpdfなどポストスクリプト周辺技術も含めると、リバースエンジニアリングもままならない状況はとても危険で不公平なものだと思います。

これが、Microsoftの製品であれば、とっくの昔に独禁法嫌疑をかけられていたかもしれませんが、アドビ社は大きな障害を受けることも無く、その覇権はWEBソリューションにまで及ぼうとしています。 QuarkXpressはInDesignに対抗しうるページレイアウトソフトですがQuark社は過去にはアドビ社に提携を持ちかけたこともあり、また、同族の閉鎖的な企業でもあることを考えると、将来の開かれたマーケットを担う企業とは言えません。

自由に創作を行うためにはこのDTPの3種の神器のオープンソース化が必要不可欠です。
現在、最も有望とされている各対抗ソフトウェアとしては以下のものが考えられます。


GIMPに間してはPhotoshopと差し替えても問題の無いレベルに仕上がっています。
Photoshopに比べると少々癖はありますが、自由への代償として楽しみ、どんどん利用しましょう。

ベクトルイラストの描画ツールとしてはInkscapeが有望です。Inkscapeは縦書きにも対応しているので、ペラ物、小ページ数の冊子などのプリプレス制作ツールとしてはIllustratorに頼る必要もありません。現在のIllustratorは非常に多機能なので、全ての機能をInkscapeに求めることはできませんが、必要十分な機能を備えていると言えるでしょう。出力フォーマットに関してもpdf出力が可能なため、印刷原稿の作成にも問題はありません。

ページレイアウトソフトとしてはScribusが最も有望です。実際、英語圏のドキュメント作成にはほぼ問題は無い機能を有していると言えるでしょう。
こちらもpdf出力が可能なため、印刷原稿の作成にも問題はありませんが、致命的な問題として現状のScribusでは縦書きをサポートしていません。

今回は3つのアプリを簡単に紹介しました。
現状では日本語縦書きのページ数の多いドキュメント制作には課題があります。
さて、『オープンソースでDTP 2』を目指してもう少し調査を進めてみます。